日本中で、心配されていた、変異ウイルスが日本でも確認されたという情報。
SNSでも、「どうして入国制限をしてこなかったの?」「島国の利点が全くいかされていない」と怒りの声も上がっています。
この年末年始に変異ウイルスが日本でもかということで、とてつもなく怖く危険なものに感じています。
実際この変異ウイルスとは、どのような特徴があるのか調べてみたいと思います。
目次
- 1 変異ウイルスの特徴
- 2 そもそもウイルスが変異するってどういうことなの?
- 3 変異ウイルスが広がるとどうなる?
- 4 変異ウイルスでも、PCRなどでウイルスを検出することはできる?
- 5 まとめ
変異ウイルスの特徴
まだまだわからないことが多いこの変異ウイルス。
現時点での情報をまとめています。
・新型コロナウイルスよりも、最大で70%感染力が強い可能性がある
・制御不能といわれている
・感染力が強まり患者の増加が起こる→入院数や死者数の増加につながる
・重症度はどうか?→症例の大部分がリスクの低い60歳未満の人ということでまだわかっていない。
・再感染のリスクの増加→不明
・ワクチンの有効性の低下→不明
・新型コロナウイルスに感染した人が変異ウイルスに再感染することはあるのか→不明
・米科学誌「サイエンス」電子版に2020年12月18日に掲載されてい「東京大医科学研究所の河岡義裕教授や米ノースカロライナ大などの研究グループが行った動物実験の結果」によると、
①変異型も新型コロナウイルスの元のタイプも飛沫感染が起きた。
②変異型のほうが新型コロナウイルスの元のタイプより感染することが早かった。
③新型コロナウイルスの元のタイプと変異型とで、症状の重さに差はみられなかった。
④新型コロナウイルス感染によりできた中和抗体が変異タイプのウイルスにも効果がある。
このようなことが挙げられています。

やはりまだ変異型がでてきてからわかっていないところが多いので、そのことがより変異ウイルスの恐怖に繋がっているように感じました。
新型コロナのことだって、まだわからないことだらけなのに…もう!っていう感じですよね。
そもそもウイルスが変異するってどういうことなの?
ウイルスの遺伝子情報が変化したことを言います。
実際に起こってしまうと、
・ウイルスに感染しやすくなる
・治療薬が効かなくなる
・ワクチンが効きにくくなる
などといった、ウイルスの変化が起こる可能性があります。
今までさまざまな機関が協力してここまで薬やワクチンを開発してきてくれたのに、ほんとうに大変なことですよね。
変異ウイルスが広がるとどうなる?
この変異ウイルスは新型コロナウイルスよりも感染性が高いということが研究結果からいわれています。
怖いのが、変異ウイルスが拡大することによって、新型コロナウイルスの流行も広がることが懸念されていることです。
日本でもインフルエンザと新型コロナウイルスダブルでかかってしまった例もありましたよね。
新型コロナと変異コロナ、ダブルで広まったり、ダブルでかかってしまうようなことがあったら怖いですよね。
変異ウイルスでも、PCRなどでウイルスを検出することはできる?
一般的なPCRであれば大丈夫とのこと。
一方で、イギリスでは、スパイク蛋白遺伝子を検出するPCR検査ではこのウイルスを検出することができなったという報告があったそうです。
ですが、このやり方のPCR検査は一般的ではないようなので、診断に与える影響は大きくなさそうとのことでした。
まとめ
特徴などもまだわからないことが多い変異ウイルス。
もう飛行機にのってきてしまった人もいるとのことなので…心配ですね。
広まってなければいいけど…。
いろんな対策が対策になっていないように感じてなりません?
後手後手すぎる。
これ以上国内で広まらないようにしっかり対策を考えてほしいです。