新年度になると気になるのが、新しいクラスはどんなメンバーなのか?ということではないでしょうか?
ここでは、気になる高等学校のクラス替えの決め方はどうやって行っているのかを調べてみたいと思います。
目次
- 1 一般的なクラス替えの決め方(高等学校)
- 1.1 ①パソコンを使って、成績が均等になるようにクラス分けをしていく
- 1.2 ②生徒・保護者のメンバーをみて、偏ったチーム編成にならないように、わりふっていく
- 1.3 ③生徒の人間関係に考慮する
- 2 特殊なクラスの決め方
- 3 まとめ
一般的なクラス替えの決め方(高等学校)
一般的にクラスを決めるのは、その学年の担任の先生たちです。
例えば高校2年生になる時のクラス替えだとしたら、その学年の先生たちでITや話し合いで決めることが多いです。
持ち上がりの先生を中心に、学年の事情を考慮しながら、クラスを決めていくと、スムーズだからです。
①パソコンを使って、成績が均等になるようにクラス分けをしていく
大体のクラスが成績上位・中くらいの子・下の方の子が均等にいるように割り振られます。
これは、パソコンを使っておこなうため、簡単に行うことができます。
②生徒・保護者のメンバーをみて、偏ったチーム編成にならないように、わりふっていく
例えばリーダーシップをとれる子が固まったクラスと、消極的な子が固まったクラスだと隔りがでてしまいますよね。
このようなことがないように、メンバーをみて、偏らないようにふりわけていきます。
また、行事などのことも考えて、運動能力に偏りがでないようにしたり、ピアノが弾ける生徒が1人はいるようにしたりといいいうことがあります。
また、双子や兄弟・いとこなどが言う場合、彼らたちだけで固まってしまうことを避けるため、他の友達が作れるように、離すことがあります。
また、保護者についても、連絡がついにくい保護者や、学費を滞納しがちな保護者など、いろいろな方がいるので、偏らないように考慮している学校もあるようです。
③生徒の人間関係に考慮する
色々な人間関係があるのですが、過去にいじめの加害者と被害者だった生徒同士は離すようにしていたり、一緒にいることで悪い方向(非行)に向かってしまうような生徒同士は離すことがあります。
学校生活を送るうえで友人関係ってとても大切ですよね。

一緒にいてクラス全体によい影響を与えられるように先生たちによって、配慮されていることが多いです。
一方で、クラス替え前に、『あの子が嫌いだから別にして』というようなことを先生に頼む生徒もいますが、このようなものは、人間だれしも持っている気持ちなので、考慮はされません。
もしも、クラスでひそやかにいじめられていて困っており、担任の先生は気づいていない。という場合は、先生たちに伝えましょう。
その場合は保護者を通して伝えてもらった方がいいです。
特殊なクラスの決め方
特進クラスなどがある学校は、成績でわけています。
また、理系か文系かでクラスを分けたり、卒業後の進路で、進学するか就職するかということでわけるところもあります。
このように同じグループでわけると、指導がやりやすいという場合は、クラス分けで調節すると、効率的に生徒にあった指導をすることができます。
まとめ
今回『クラス替えの決め方(高等学校)ってどうやってるの?』ということで調べてきました。
・成績順で振り分ける
・成績で振り分けられたものをみて、生徒の人間関係をみて考慮される
・双子や兄弟、いとこは離すことが多い。
・運動能力を均等にしたり、ピアノが弾ける子をクラスに1人はいるようにしたりする学校もある
・特進クラスがある学校は成績でクラス分けをしたり、理系文系で分けたりすることがある
新年度、新しい気持ちでスタートが切れるといいですね!